フリーランスは自由度が高く、ワークライフバランスを維持しやすいといった点で憧れの就業形態と言えます。とくにエンジニアはフリーランスとして活躍しやすい面があるため、現在会社勤めの人でもいずれはフリーランスに転身することを目標にしているというケースが多いようです。しかしフリーランスは基本的にあらゆることを自分で行う必要が出てくるため、いいことばかりではなくそれなりの覚悟や心構えが欠かせません。
そんなフリーランスとして成功するために必須の姿勢・心構えの筆頭に挙げられるのが自己管理能力です。自分で案件(仕事)を獲得し、自分でスケジュールを組んで業務を行っていくわけですから、時間だけでなく健康管理も含めた自己管理能力が問われます。仕事を詰め込みすぎてもダメ、仕事を減らしすぎてもダメ、しかもできるだけ仕事がない空白期間を作らずコンスタントに仕事ができる環境を保つ。仕事を入れすぎて忙しい生活を送っているのではせっかくフリーランスになった意味がありませんし、体を壊してしまう恐れがあります。しかも会社勤めと違って健康を害して仕事を休んでしまうとそのまま収入源、さらには仕事そのものを失うことになりかねません。
ですから健康管理とタイムマネジメントの両方をしっかりできること。そして本当の意味での自己管理ができるようになることが大事です。働く時間と休む時間、仕事とプライベートの境界をメリハリをつけながらしっかりと分け、規則正しく効率の良い環境で一日を過ごす。こうした環境を一年中続ける心構えが必要になってきます。